こんにちは。マッキーです。
一般的に「パパイヤ」は暖かい地方の果物という認識ですよね?
ある日「パパイヤ」の苗をもらう機会がありました。
この地で苗を配るということは、埼玉で「パパイヤ」育つの?
そんな疑問を解消してみたくなり「パパイヤ」を育ててみました。
今回は「パパイヤ」の成長記録の報告です。
「パパイヤ」 ゴールデンウイークに直植えする
2019年某工務店のフェアでいただいた「パパイヤ」の苗。
鉢植えのまま、ひと冬を室内で越しました。
秋から冬の間、鉢の中の「パパイヤ」は、ほとんど成長が見られず!
春も過ぎ、気温も上がってきたゴールデンウイーク真っ只中の2020年5月5日、我が家の庭の片隅に直植えしてみました。
「パパイヤ」は大きい葉っぱが2枚、背丈はヒザまでもないくらいの高さです。
今回「パパイヤ」を直植えしてみようと思った理由は次の通りです。
- 埼玉で「パパイヤ」育つのか興味があった
- 某工務店のフェアで「パパイヤ」の苗を配るということは、育つかも
- 「パパイヤ」はサラダなどで食べられるらしいので、家庭菜園として
- 単純に興味本位
さてさて、どれくらい成長するのやら・・
「パパイヤ」 ぐんぐん大きくなる
ゴールデンウィークに「パパイヤ」を直植えすること約2ケ月。
ぐんぐんと成長し、気がつくと背丈はフェンスの高さ(約1m、腰くらい)と同じくらいになっていました。
↑7月4日の「パパイヤ」です。
幹(みき)と呼ぶにはまだ細いですが茎(くき)も太くなりました。
葉っぱも大きくなり、数も増えています。
雑草の生え具合からご想像できると思いますが、「パパイヤ」を植えたことすら忘れるくらいほったらかしでした。
それでも立派に成長しているようで。手のかからない立派なヤツです。
7月になってほぼ真夏の暑さになったせいか、成長が目に見えて確認できるように!!
↑7月12日のパパイヤ
上にもぐんぐん伸びますが、横にも広がっていきます。
葉っぱもデカイ!!
「パパイヤ」 開花から1回目の収穫
「パパイヤ」は成長を続けています。
7月26日、いつもの通りパパイヤの成長をスマホで撮影していると、うれしい発見が!!
「パパイヤ」の花が咲いておりました。
ホントになんにもしていないのに、順調に育っております。
うれしい植物です。「パパイヤ」は!
ひとつ開花すると、どんどん他の花も咲いていきます。
↑8月1日。1つ目の開花を確認してから1週間のうちに4~5つの花が咲きました。
時は流れて、まだまだ残暑の厳しい8月22日。
「パパイヤ」の背丈は、ほぼマッキーの身長(約173cm)と同じくらいになりました。
173cmになるまでマッキーは18年の時間を要しましたが、「パパイヤ」は1年もかからず!
「パパイヤくん、君は立派やね~」(←なんのこっちゃ!!)
この日は「パパイヤ」のアカチャン(!?)みたいな小さな実が何個か確認できました。
「実」の大きさはタバコの長さくらいです。
この「パパイヤ」の実がどれくらい大きくなるのやら・・
・・・・「パパイヤ」を畑に直植えしてから約4ケ月。
とうとう背丈は、マッキーの身長を超えました。
9月5日のことでした。
パパイヤの実も成長している模様。
ご立派!!です。
パパイヤの「成長」は続きます。
9月19日になると、「パパイヤ」の背丈は軽くマッキーを超えて計測不能となりました。
2mは軽く超えていると思います。
こんなに成長するなんて思ってもいなかったので、少し前、ご近所に「ごめんなさい」と挨拶してまわりました。
秋の気配を少しだけ感じ始めた9月22日
「パパイヤ」を1つだけ収穫してみました。
パパイヤの大きさは・・
マッキーの顔と同じくらいです。
・・余談ですがマッキーの頭、小学校の野球部時代の帽子サイズは59センチ、高校野球では入るヘルメットがなく特注してもらいました(笑)
結構、デカイでしょ。(パパイヤね!!)
パパイヤの重さは・・
677gと計測されました。
重いのか軽いのか・・・
分かりません。
9月22日のこの日。
埼玉県でもパパイヤは収穫することができると、証明されました。
「パパイヤ」 1回めの収穫以後
「パパイヤ」の1回目の収穫を終えて、しばらくの時が過ぎました。
10月10日。
マッキーの身長➕カサ1つ分くらいの高さに!
だけど成長しているのかどうか、分かりづらくなってます。
それだけ大きくなったのということか?
10月10日の「パパイヤ」の実は、確実に重くなっています。
そして10月24日
いやはや、あきらかに重そうです。
はちきれそう!
実も幹もたくましく育っています。
そして「上越新幹線」の大宮~新潟間が開通した記念日(←これもいらん情報やね)である11月15日。
いよいよ「パパイヤ」の実がはちきれそうになってきたので、再び収穫してみました。
パパイヤの胴体を持って、軽く捻(ひね)れば簡単にとれます。
大きいでしょ!!
イヤイヤ、マッキーの顔じゃなくて、パパイヤ!!
重さを量ると・・
2.1kgでした。
キロですよ、キロ!
料理用の計量器で量れなかったので、体重計です。
・・とったばかりのパパイヤは注意が必要です。
切り口から白い液体が溢れてくるんですね。
少しベタベタして、植物の匂いというか草のような匂いたっぷりです。
人によりかゆくなったりします。(ワタシはなりました)
この液体「パパイン酵素」というものらしいです。
11月15日のパパイヤは、こんなに大きくなりました。
すでに、マッキーの2倍くらいの高さでしょうか。
2階のベランダから見下ろしてみると・・
いやはや、同じ言葉しか出てきません。
ご立派!!
さて収穫した「パパイヤ」は、サラダと炒め物にして美味しくいただきました。
サラダはパパイヤと人参を細切りにした後、水にひたしアク抜きをして、ナンプラーとごま油と砂糖・レモン汁でまぶしました。タイ風サラダですね。
炒めものはパパイヤと人参を適当な大きさに切り、ごま油と麺つゆを使用しました。
「パパイヤ」は栄養豊富で、健康や美容にとてもいい食材らしいよ。
興味本位で育てた「パパイヤ」
寒い埼玉でも、収穫ができました。
ほとんど世話をしなくても、勝手に成長してくれて、実も成る。
そんな植物でした。
関東の冬を超すことができるのか!
そこだけ少し不安です。
氷点下を記録するようになった12月 元気がなくなる 以下2021.4.6追記
気温は氷点下も記録するようになった12月上旬のある日、パパイヤがシュン!!としてしまいました。
写真は2020.12.20撮影のもの。
11月15日にはまだ葉っぱなども青々としていたものが、12月19日の夜は氷点下の厳しい寒さでした。
ビックリです。
1晩であっという間にすべての葉っぱが、垂れてしまい、まるで幽霊の「うらめしや~」と言うときの「手」みたい!!
とりあえず根元だけ防寒処置を施してみました。
パパイヤの根元にスーパーでもらってきたダンボールを巻き・・
バイク便時代に着用していた、そこそこ高価な(20年くらい前のものですが)「かっぱ」を着せて・・
手の部分を結んでみました。
まるでパパイヤの木を誰かが抱きしめているみたい!!
垂れ下がった葉っぱはすべて切り落とし、茎の周りの土の上にかぶせました。
これで多少なりとも寒さを防げるのでは!
来春また元気になってね。
そして春が来て・・・ ありがとうパパイヤ君!! 君との思い出は忘れないよ!!!
寒い冬が終わり、すっかり暖かくなった4月、そろそろ防寒のための装備を外すことに・・
とりあえず、かっぱを取ってみると・・
あまりの出来事に、写真を撮るのも忘れ・・・
あわてて、のこぎりでスパッ!!とカットしました。
上のダンボールを外します・・
そして、ダンボールすべて取り払うと・・
分かりますか?
既に朽ち果てているようです。
得体のしれない虫も大量に発生していました。
切り取ったパパイヤの茎がこれです。
スカスカというか、ヘロヘロというか!!
とにかく見るも無残!!
防寒装備を外すのが遅くて蒸れてしまったのか、寒さに耐えきれなかったのかは分かりません。
ひとつだけ言えるのは・・
ショックに襲われながらも、パパイヤそのものの撤去作業を開始しました。
根元部分をのこぎりで切って、スッコップで掘り起こします。
そして、四方八方に張り巡らせた根っこを、引き抜き・・
作業を開始すること数十分・・・
パパイヤの撤去が完了しました。
「ひと夏の恋」じゃあないけど、昨年の春から夏、そして秋へと「パパイヤ」君にには、楽しませてもらいました。
春日部の冬を超えられれば、一生モノの付き合いになるかと思いましたが、残念ながら、やっぱり南国の植物には寒すぎたようです。
「パパイヤ」君ありがとう!!
君との思い出は忘れないよ!!
そう、心のなかで叫んだ2021年の春でした・・・。