所得控除 地震保険料控除とは

地震倒壊した家 税金に関すること

こんにちは。「3.11」の日は会社に泊まったマッキーです。

記事「サラリーマンの税金計算 所得税の計算ってどうやるの?」において、サラリーマンの税金である所得税の計算の流れをおおまかに説明しました。

こちらでは個々の所得控除の中身について説明したいと思います。

本日は「地震保険料控除」についてです。

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所得控除 「地震保険料控除」とは・・

「地震保険料控除」とは課税対象所得金額を計算する際に、その年において支払った「地震保険料」の金額の全額を、あたなのもうけを表す給与所得から控除するものです。(上限5万円)

「所得(もうけ)」から「地震保険料金額」をマイナス

     ↓

「課税対象所得金額」が安くなる!

     ↓

所得税が安くなる!!

ということです。

※平成18年12月31日までに契約を締結した保険期間が10年以上で満期返戻金等のあるもの等、一定の損害保険料について「旧長期損害保険料」に該当するものも「地震保険料控除」に含まれますが、こちらでは省略しています。

「地震保険料」の金額については、地震保険に加入していれば毎年11月頃に保険会社から送付される「地震保険料控除証明書」に証明額として記載されています。

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「地震保険」とは

「地震保険」とは「火災保険」のオプションとして、火災保険とセットで加入ができるものです。

「地震保険」単独で加入することはできません。

「火災保険」では、地震噴火津波などが原因による「火事になった」「壊れた」「土砂などに埋まった」「流れてしまった」などの損失は補償されません。

地震による火災などは「地震保険」でしか補償されないということです。

「地震保険」は国と保険会社が共同で運営しており、どこの保険会社で加入しても補償内容と保険料は同じとなっています。

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最後に

2011年3月11日14時46分、ワタシは電車の中に座っていて「お茶の水駅」に到着する直前でした。

電車が停止する直前に、急に大きな揺れを感じました。

「なんで、電車止まるのに大きく揺れてるの?」

電車が停車して扉が開いたので、とりあえずホームに降りました。

・・・ホームも揺れていました。

「地震だ!!」

やっと揺れの理解ができました。

東日本大震災です。

確定申告の打合せで千葉県のお客様と打合せを終えて、四谷の事務所に戻る途中でした。

電車はしばらく動かないと判断したワタシは、歩いて事務所を目指しました。

事務所は4駅先の「四谷駅」から歩いて5分くらいの場所です。

幸いマッキーは10年以上バイク便をしていて都内を走り回っていたので、道に迷うことはありませんでした。

事務所まで歩くこと1時間ちょっと・・・。

その日はそのまま電車が動くことはなく、会社泊となりました。

その日は金曜日でした。

夜になって事務所の窓から下の新宿通りを見下ろすと、見たことのない景色が・・。

まるで「大名行列」でした。

人も自動車も大渋滞!!

「バスは動いているらしい」という情報の下、皆、新宿駅のバスターミナルをめざしているものと思われました。

あれからまもなく10年・・・・

知っての通り日本は地震大国です。

「地震保険」は国も運営に参加しているもの!!

準社会保険ともいえるのではないでしょうか。

「もしも」にそなえて、地震保険の加入を考えてみませんか?